マイクロソフト社が無償公開した、業務自動化ツール「Power Automate Desktop」(略してPAD)。
弊社では数ヶ月にわたりPADの製品検証を行ってまいりましたが、有償の他製品と比較しても機能的にも操作性においても全く遜色がない、むしろレコーダー機能等より優れた機能があり、実用に耐えうるという結論を得ました。
WEBスクレイピング、デスクトップアプリへ自動入力、EXCEL操作、メール送受信、自動シャットダウン等キーボードとマウスで操作するパソコンの作業は何でも出来るのではないかと思える程です。
例えば従来手作業でやっていたような以下のような業務を全自動化できます。
●WEBシステムからCSVで請求元データを自動でダウンロード。
●CSVの形式を請求書の書式のEXCELに転記して、取引先別に保存。
●EXCELの取引先一覧のメールアドレス宛に上で作成した請求書を添付して、一斉送信。
●正常送信されたら、完了フラグをEXCELに書き込む。
●退社時刻になったらWORDの業務日報をテンプレートから作成し、上司にメールで送信。
●勤怠ソフトを立ち上げ、退勤ボタンを押す。
●パソコンを自動シャットダウンする。
PAD(RPA)による業務の自動化によって、転記間違いやモレなど人為的なミスを防止し、業務の品質向上、作業時間の短縮など生産性を向上させることが可能です。
単純作業をPADに任せることで、人間にしかできない業務、付加価値の高い仕事に集中して取り組むことができるようになります。
またPADは、日本の課題である人手不足の解消や生産性向上の救世主となるでしょう。24時間365日いつでも稼働可能な仮想知的労働者(デジタルレイバー)が新たな労働力として期待されているのです。
どの業務が自動化可能なのか?対象業務を理解し処理を再構築することが最も難しく重要です。マインドアクセスではプロの経験と知識で御社に最適な自動化システムを構築します。
実際に以下のような流れでPADによる自動化を進めていきます。
①自動化したい業務を洗い出し、決定する
社内でおこなわれている業務のうち、ルーティン作業と化しているものを洗い出し、自動化する業務を決定します。
②PADによる自動化システムの構築、テスト
自動化した業務の成果などを踏まえて、改めて自動化すべき業務やツールの検討を行います。
③導入効果を検証→導入へ
導入後のエラー時の対応やサポートもお任せ下さい。マインドアクセスは小回りの良さ、柔軟対応が強みです。
システムやサイトの担当者が社内にいらっしゃらない場合もご安心ください。御社のWeb/IT部門となって貢献できます。